今日から父とともに生きる。

父の死後から45年、父との生活を11年間の短い間しか送ることのできなかった私は
残された父の日記を読み返しながら、
直接聞くことのなかった父の生き様や考え方を知り、
残された私の人生が少しでも豊かなものになるよう、父と共に生きようと思う。
(2006.2.14.by son)



2007年02月28日

1936年6月12日〜14日 父満十七才の時の日記

1936.6.10-6.14.jpg

1936.6.14-6.19.jpg

●昭和十一年六月十二日 金曜日 曇後晴(第七巻)

終日免内家々の麦摺にて晩に及ぶ。かまぶた二軒迄やっと済まし庭木方にて夕食をなし開散す。明日の江永への麦摺行を断行して。

所感
今日の如の仲間仕事の如きは楽しむべき所があると思ふ。人数の割あひして仕事をなし、仕事をすまして休んだ時の心持ちこそ尊ふべきだ。朗らかな話をもちかはしたり食ったり飲んだりの楽しさはこの仲間仕事の長所たるべきであらう。


●昭和十一年六月十三日 土曜日 晴(第七巻)

有田へ甘藍、玉葱販売に行く
午前中にかへり麦田崩しを少しなす。午後は桑畑の中耕、夕方麦の取入れ。


●昭和十一年六月十四日 日曜日 晴(第七巻)

朝寝をなす。父も留守にて幸と午前八時半起床。午前は麦田崩しをなす。父も日宇より平戸の兄さんも一所に帰宅された。午後三時の汽車より平戸へと兄さんはかへられる。午後は筍をかぎにいって桑畑の中耕を少しなす。夕方商仕度、晩は庭木方へ御馳走に兄姉僕と三人よばる。





azusa1.jpg
●人気ブログランキング参加中!
 1日1回クリックお願いします。→banner_02.gif
posted by gaku at 20:45| 長崎 | Comment(0) | TrackBack(0) | 父の日記1936.05-08 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月27日

1936年6月9日〜11日 父満十七才の時の日記

1936.6.5-6.10.jpg

1936.6.10-6.14.jpg

●昭和十一年六月九日 金曜日 雨後曇(第七巻)

雨にてゆっくり休む事が出来た。午前は庭木方へ遊びに行き美恵子さんと歌の練習。午後は腰掛いすをつくり、夕方温床内のトマト、菊苗床、西瓜、胡瓜、茄子畑の追肥をなす。


●昭和十一年六月十日 水曜日 晴(第七巻)

午前は小麦田の畦崩の仕事をなす。午後はトマトの手入れ、夕方商の仕度をなす。


●昭和十一年六月十一日 木曜日 晴(第七巻)

有田へ甘藍、玉葱の販売に行く。午前中にかへり、午後は村の麦摺に出た。そして自家をも済ましてもらふ。十一俵三十斗である。発動機が非常に発起せず一時困りしか、立寄をなして分解的に修理したか為か四時過より廻り始めたので三軒分しか済まぬ。






azusa1.jpg
●人気ブログランキング参加中!
 1日1回クリックお願いします。→banner_02.gif
posted by gaku at 19:32| 長崎 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 父の日記1936.05-08 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月26日

1936年6月5日〜8日 父満十七才の時の日記

1936.6.5-6.10.jpg

●昭和十一年六月五日 金曜日 晴(第七巻)

有田へ甘藍、玉葱販売に行く。午前中にかへり午後は青訓だったが早引をなして来る。トマトの手入、中耕をなす。父は終日麥刈らる。蚕も大分あがり出す。過半くらい。


●昭和十一年六月六日 土曜日 晴(第七巻)

終日麥刈り。午後四時半頃済み寄せた。二百余を取込む事が。風強し立ちし麥をも片っ端から折曲がる。


●昭和十一年六月七日 日曜日 晴(第七巻)

兄も休日にて加勢さる。麥収納にて目が廻る様だ。まるかして兄と二人で寄せてしまふ。扱方も日宇よりおば様が加勢にこられたので全部の六分通位なす事が出来た。筍も掘って来、明日商準備をなす。


●昭和十一年六月八日 月曜日 曇一時雨(第七巻)

有田へ甘藍、玉葱販売。中生甘藍の初物にて良く売れた。午前中にかへる。午後は麥田崩し、裸麥田二反余歩を終った。







azusa1.jpg
●人気ブログランキング参加中!
 1日1回クリックお願いします。→banner_02.gif
posted by gaku at 23:29| 長崎 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 父の日記1936.05-08 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月24日

1936年6月1日〜4日 父満十七才の時の日記

1936.5.30-6.4.jpg

●昭和十一年六月一日 月曜日 晴(第七巻)

終日農園の手入れ。牛蒡の中耕に馬鈴薯の土よせ、トマトの摘芽。夕方商準備。筍っも掘ってくる。


●昭和十一年六月二日 月曜日 晴(第七巻)

有田へ甘藍販売。午前中にかへり、午後はトマトの摘芽中耕をなし籾摺にいった。


●昭和十一年六月三日 水曜日 雨(第七巻)

午前はいゝぢつくり。午後は枲摘みをなしいゝぢをつくる。


●昭和十一年六月四日 木曜日 曇後晴(第七巻)

午前中は朝方いゝぢをつくる。其後終日麦刈り。夕方商準備もなす。筍も二十斤ばかり掘って来る。







azusa1.jpg
●人気ブログランキング参加中!
 1日1回クリックお願いします。→banner_02.gif
posted by gaku at 07:49| 長崎 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 父の日記1936.05-08 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月23日

1936年5月30日〜31日 父満十七才の時の日記

1936.5.30-6.4.jpg

●昭和十一年五月三十日 土曜日 雨(第七巻)

有田へ甘藍販売に行く。往途は雨前にて道はよかったが帰りは雨と何とて無ちゃくちゃだった。
午後は麥扱ぎせんば、もったて犂の修繕をなす。


●昭和十一年五月三十一日 日曜日 曇後晴(第七巻)

終日水田の中代耕し、今日にて緑肥耕込全部終る。

所感
何事でも熱心と誠心とでやっていたならば何時かは味ふべき期節が来ると思ふ。熱誠より生れしそのものこそ重実なる得物はないのだ。かりそめにも現存の仕事を見下げおろそかな行動を取るやうな事があるのは一つはこの熱誠の精神に乏しいものと言いたい。古人いふたり、精神一到何事かならざらん。







azusa1.jpg
●人気ブログランキング参加中!
 1日1回クリックお願いします。→banner_02.gif
posted by gaku at 05:22| 長崎 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 父の日記1936.05-08 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月20日

1936年5月28日〜29日 父満十七才の時の日記

1936.5.25-5.29.jpg

●昭和十一年五月二十八日 木曜日 曇後夕方晴(第七巻)

有田へ甘藍、筍販売。午前中にかへり西瓜に防虫網を覆ふ。午後は春田の緑肥耕込み。夕方早く入浴し楽しい園圃にて兄も定時間でかへられたので写真をとる。晩は現像をして見る。


●昭和十一年五月二十九日 金曜日 晴(第七巻)

午前は茄子畑の除草。西瓜、胡瓜、甜瓜畑の除草をなし筍を掘ってくる。午後青訓学科にて島本君、広川君両氏の海軍入団のため送別会を催す。夕方商の準備をなす。







azusa1.jpg
●人気ブログランキング参加中!
 1日1回クリックお願いします。→banner_02.gif
posted by gaku at 20:17| 長崎 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 父の日記1936.05-08 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

1936年5月26日〜27日 父満十七才の時の日記

1936.5.25-5.29.jpg

●昭和十一年五月二十六日 日曜日 雨後曇(第七巻)

雨にてせっかく準備していたが商ひを中止した。姉は雨降の中に行かる。夕方筍をかきに行く。


●昭和十一年五月二十七日 水曜日 曇(第七巻)

今日は皇国の興廃を争ふたあの日本海々戦にて大勝利を得た記念すべき意義ある海軍記念日で兄も工廠は角力とかにて午前中に終られ午後二時頃帰らる。
有田へ甘藍、其他の野菜販売にて正午にかへる。午後は春田の緑肥耕込みにて夕方商の仕度。


azusa1.jpg
●人気ブログランキング参加中!
 1日1回クリックお願いします。→banner_02.gif
posted by gaku at 10:04| 長崎 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 父の日記1933.06-08 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月18日

1936年5月24日〜25日 父満十七才の時の日記

1936.5.22-5.25.jpg

1936.5.25-5.29.jpg

●昭和十一年五月二十四日 日曜日 晴(第七巻)

有田へ甘藍販売。姉も行かる。荷が多かったので午後までかかり二時帰宅。其後茶もみ、夕方胡瓜の仕柱立て。


●昭和十一年五月二十五日 月曜日 曇雨模様(第七巻)

終日胡瓜、トマトの仕柱立 て。今日にて全部すんだ。夕方甘藍、玉葱の販売準備。石屋も来て石碑立にて父も加勢さる。盛兄の分を二十五円だそうだが型が大で軍人向にはふさはしいやうである。

所感
人一度死の門をくぐったならば永遠の境に眠るのである。しかし現代に生存する間にのみ人間は人間としての夫々の特長を発揮し得るのであって死後は全くこの作用がないのだ。されど墓印なるものはその魂しいであり生者をして尊敬すべきは申すにも及ばないが石碑たる墓印の建設は死者の慰魂の最大なるものたるを現存の吾々が痛切に感ずる。この感じを起せることによって味はふべき所があるのだ。


azusa1.jpg
●人気ブログランキング参加中!
 1日1回クリックお願いします。→banner_02.gif
posted by gaku at 19:56| 長崎 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 父の日記1936.05-08 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月15日

1936年5月22日〜23日 父満十七才の時の日記

1936.5.19-5.22.jpg

1936.5.22-5.25.jpg

●昭和十一年五月二十二日 金曜日 晴曇後一時雨(第七巻)

有田へ甘藍販売、午前中にかへる。午後は青訓にて国防婦人会の発会式の参列であった。

所感
今日も講和中にある如く強き婦人の力あってこそ国防の実現ができるのであり戦勝できるものである。決して戦地にある兵士等が如何に強くて愛国の至誠に燃へていたとて勝利は望まれぬのである。銃後を守る婦人が固き礎をつくるにある事を忘れてはならぬ。国民こぞって之に当らねば最後の勝利は望まれぬのであるが婦人の熱勢ある後援は第一線に立つ男子にとって非常に力づけるものである。いはんや国防的婦人の認識は重大なりといふべきであります。


●昭和十一年五月二十三日 土曜日 曇後晴(第七巻)

終日トマトの仕柱立て。夕方甘藍其他の販売準備をなし晩は茶もみ。

azusa1.jpg
●人気ブログランキング参加中!
 1日1回クリックお願いします。→banner_02.gif
posted by gaku at 22:45| 長崎 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 父の日記1936.05-08 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月14日

1936年5月20日〜21日 父満十七才の時の日記

1936.5.19-5.22.jpg

●昭和十一年五月二十日 水曜日 晴(第七巻)

有田へ甘藍販売。満載していたため時間をとられ正午までかかってやっと売終へた。恋しき彼女と会ひ湧く想いにて所感を前記している。午後二時帰宅して午後はトマトの手入、摘芽、施肥、土寄をなす。


●昭和十一年五月二十一日 木曜日 晴(第七巻)

終日トマトの手入、施肥、土寄せ、仕柱立てをなす。夕方又、甘藍販売準備をなす。晩は茶もみ。

所感
世の進運にともない文明発展の実を揚げんにはもっと個人的の研究心が欲しいと思ふ。自発的に物事を研究し参考の材料と思へば何でも取寄せて近代的文化の向上に努力するは非常時日本に立脚する後々望ましい帝国臣民即ち後世を生かす青年ではあるまいか。


azusa1.jpg
●人気ブログランキング参加中!
 1日1回クリックお願いします。→banner_02.gif
posted by gaku at 21:27| 長崎 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 父の日記1936.05-08 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月13日

1936年5月18日〜19日 父満十七才の時の日記

1936.5.17-5.19.jpg

1936.5.19-5.22.jpg

●昭和十一年五月十八日 月曜日 晴夕方曇(第七巻)

今日は早岐の茶市である。天気はよしもってこいである。午前は茄子、菜豆畑の中耕をなし中食後早速茶市へと向ふ。自転車にて誰も連れとてはなかったが一人で楽しく且愉快満々たる一日を過すことができた。
早岐公会堂にては西部併合青年団総会剣道大会が開催されていたのでズボン、シャツの買物を済ましてから一寸立寄って見て来る。


●昭和十一年五月十九日 火曜日 曇後晴曇(第七巻)

午前は豆玉きざみ六枚をなす。午後は養蚕棚をかけて夕方甘藍販売準備をなした。

所感(これは二十日の所感とする)
恋愛の威力や大なり。僕は今日恋せし彼女と会ふ。その瞬間の心想こそ求めんとしてもとめ得ざるものだった。しかし僕には彼女をして通ずる愛こそ清きものたるを認めるのである。愛嬌たっぷりなるこの世を忘れた女給、酌婦より無愛嬌なれど神聖なる彼女を僕は信ずるのである。善へ導いて給ふと思ふ。


azusa1.jpg
●人気ブログランキング参加中!
 1日1回クリックお願いします。→banner_02.gif
posted by gaku at 12:10| 長崎 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 父の日記1936.05-08 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月11日

1936年5月14日〜17日 父満十七才の時の日記

1936.5.13-5.17.jpg

1936.5.17-5.19.jpg

●昭和十一年五月十四日 木曜日 曇雨模様(第七巻)

挿しかけの菊をさして。午後は菊畑へ西瓜のくらを作り播種する。


●昭和十一年五月十五日 金曜日 曇後晴(第七巻)

午前はトマト畑の中耕をなし午後青訓学科だった。夕方甘藍、小菜、花等をとり商の仕度。兄は定時間にてかへらる。


●昭和十一年五月十六日 土曜日 晴(第七巻)

有田へ甘藍販売に行く。(四銭、三銭三厘がへに売れた。リヤカーを自転車にて引いて行ったら疲労を少なくして済んだ。今後の販売は皆この式にやらうと決した。)午前十一時にかへり、甘藍を取って明日の販売仕度をなす。午後は洗濯を少しなしてから胡瓜畑の中耕土寄せをなす。


●昭和十一年五月十七日 日曜日 一時曇後晴(第七巻)

甘藍販売、午前十時過帰宅。今日は斤五銭、四銭に売れた。午後はこやんまとのおも畑の工事をなす。空地、荒田だったのを畑になす。作土を運んで道を下げて土を取った。兄も休日とて加勢さる。

所感
何の仕事にしてもはりあいがなくては面白くもなければ愉快に仕事をする事は出来ない。はりあいさへあればどんないやな仕事でも短時間内で見事に仕上るものではないかと今日の工事中僕はつくづく感じたのである。仕事をあてにしない兄上が休業を応用して加勢して下さったといふ観念にてはりあいが増大し半日にて十分なる」仕事のできたのも、このはりあいが然らしむる所ではないだらうかと…。






azusa1.jpg
●人気ブログランキング参加中!
 1日1回クリックお願いします。→banner_02.gif
posted by gaku at 20:58| 長崎 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 父の日記1933.06-08 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月10日

1936年5月12日〜13日 父満十七才の時の日記

1936.5.8-5.13.jpg

1936.5.13-5.17.jpg

●昭和十一年五月十二日 火曜日 曇(第七巻)

終日菊押し。夕方雨となる。福本清九郎方の土あげだったが雨前済まれた。


●昭和十一年五月十三日 水曜日 一時雨後晴(第七巻)

終日水田をかく。深田も済ます。

所感
近代の青年は自己の職業のに忠実でない。不平不満の度が甚だしい。しかも執業上研究心にかけているばかりでなく時代に適応改善策を講じない為、自然仕事に対するはりあいがなく、前途の進展は更に望まれぬのである。身体の疲労を覚ゆるもこの希望に燃えていないからである。決して職業そのもに罪はない。これは便乗する者が有効につかふか然らざるかによって決定するものなりを忘れてはならない。要するに我等は自己の職業に忠実に勤めるには楽しみ多い且近代適応の良策を講ずるにあると結論することが出来る。






azusa1.jpg
●人気ブログランキング参加中!
 1日1回クリックお願いします。→banner_02.gif
posted by gaku at 21:35| 長崎 ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | 父の日記1936.05-08 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月09日

1936年5月9日〜11日 父満十七才の時の日記

1936.5.8-5.13.jpg

●昭和十一年五月九日 土曜日 晴(第七巻)

午前は甘藍、玉葱畑の中耕。午後は肥料(メかす)よせ。夕方籾摺にいった。蜜蜂の集郡を取る事ができて巣箱に設備した。


●昭和十一年五月十日 日曜日 晴(第七巻)

兄も休みだった。二人で午後四時頃迄かかり、自転車の徹底的修理をなし、其後蓮の植付をなし。山より切木、さすいを二人でよせてしまふ。母は千綿へ茶製造の見習に行かれた。


●昭和十一年五月十一日 月曜日 晴(第七巻)

春季国道修繕にて終日事業にたづさはる。八名にてやっと一仕事だった。夕方五時半開散。

所感
今日の如き道路修繕も社会奉仕の一事業である。唯単に私欲的に感へず広く社会に及ぼすを深く認識して忠実に当るべきである。


azusa1.jpg
●人気ブログランキング参加中!
 1日1回クリックお願いします。→banner_02.gif
posted by gaku at 23:17| 長崎 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 父の日記1936.05-08 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月08日

1936年5月5日〜8日 父十七才の時の日記

1936.5.3-5.8.jpg

1936.5.8-5.13.jpg

●昭和十一年五月五日 火曜日 晴曇(第七巻)

終日薪採りをなす。


●昭和十一年五月六日 水曜日 雨後晴(第七巻)

午前は雨にて飼箱をつくり、坂本笹子宛の手紙をかいた。午後は春田かき。日宇から有田の市へ行かうといってこられた。


●昭和十一年五月七日 木曜日 晴(第七巻)

終日山仕事。午前中は薪割り、午後は薪寄せ。


●昭和十一年五月八日 金曜日 曇後晴(第七巻)

午前は空温床へトマトの定植をなす。午後は青訓。

所感
人を教育指導する者は教授するだけの知識が充分であっても実行力即ち自ら行って範たらなければ真の教育はできないと思ふ。見よ…吉田松陰たるや、彼は自ら行ひ範たる人にしてこそ立派なる子弟教育ができられたではないか。実行これこそ尊敬すべきものである。


azusa1.jpg
●人気ブログランキング参加中!
 1日1回クリックお願いします。→banner_02.gif
posted by gaku at 10:38| 長崎 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 父の日記1936.05-08 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月05日

1936年5月4日 父満十七才の時の日記

1936.5.3-5.8.jpg

●昭和十一年五月四日 月曜日 晴(第七巻)

午前は辻の深田耕し、午後は春田をかく。夕方胡瓜、茄畑の中耕。兄は二時間残業にてこらる。

所感
昨日の愉愉快快さが思い出されて意味深調なるものである。あらゆるものは皆躍ってる心地だ。陰気もいつのまにか陽気にとなり溌剌たる勇気が湧出て唯々思うふとほりの世の中と見られるよやうだ。これ即ち人生に於いて愉快を求める副産物ではないかと思ふ。


azusa1.jpg
●人気ブログランキング参加中!1日1回クリックお願いします。→banner_02.gif
posted by gaku at 06:50| 長崎 | Comment(0) | TrackBack(0) | 父の日記1936.05-08 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月04日

1936年5月3日 父満十七才の時の日記

1936.4.30-5.3.jpg

1936.5.3-5.8.jpg

●昭和十一年五月三日 日曜日 晴天(第七巻)

午前中は深田耕し春田をかく。午後は長谷川安、高川、田口、小野等が曲川の桜見物にいかうといって来たので一しょに行く。歩いて行き三時過到着、二十六日とすれば桜花のすたれている事格段の差さへあった。しかし処々に美しく咲きほこるものありて遊びに来た吾等を少しは引寄せるのである。四時頃より座をとりて宴会を催し、吾等一行の気勢を揚げた。仕出し屋の彼女に僕達は最大の魅力があったと思った。ほんとうに忘れ得ない程であった。帰途は夜に及んで白石方のラジオをきいて九時半に引上げる、あゝ愉快満々たる心地であった。

azusa1.jpg
●人気ブログランキング参加中!1日1回クリックお願いします。→banner_02.gif
posted by gaku at 15:29| 長崎 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 父の日記1936.05-08 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月02日

1936年5月1日〜2日 父満十七才の時の日記

1936.4.30-5.3.jpg

●昭和十一年五月一日 金曜日 晴(第七巻)

午前は農講習会に出席し農業日誌のつけ方を説明された。そして一冊づつ配布された。実際記帳する段になると農事一般の事が徹底していない今日の有様では満足に記録するを困難と思ふ。午後は田耕耘、庭木方の苗代田の準備をしてやる。晩は写真焼付。


●昭和十一年五月二日 土曜日 曇後雨(第七巻)

午前は茄、トマトの定植をなし雨前の仕事を済ます。午後は降雨のため鶏舎の修繕をなす。。夕方より晩まで白石方のラジオをきいて遊んだ。

所感
我々が人格を高め仁徳を養はんとするには平素の心懸け即ち積極的の修養によってしか生れないと僕は断言する。いはんや人間らしい生活をするのも此の人格を高めるにあるのだ。平凡る其日其日を過してどこに人格向上、仁徳の養生に到達する事が出来ようか。

azusa1.jpg
●人気ブログランキング参加中!1日1回クリックお願いします。→banner_02.gif
posted by gaku at 14:34| 長崎 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 父の日記1936.05-08 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。